加湿NEWS

においと湿度

2019年6月27日

においと湿度

雨が降りはじめるとき「雨のにおい」がしますよね。

懐かしいと感じる人や好きな人、
苦手な人もいるかもしれません。
感じ方に違いはあっても、
雨のにおいと聞いてピンと来る人が多いのではないでしょうか。

においの正体は「ペトリコール」という物質です。
ペトリコールは雨に含まれている物質ではありません。

ペトリコールは地面が乾いた日が続いたときに、
植物が自分の身を守るために分泌する油です。
土の中に出る物質なので普段はにおいませんが、
雨が降り始めて湿度が上がると、においが出はじめます。

空気中に水蒸気が多くなると、
においの分子がたまりやすくなるため、
湿度が低いときには感じないにおいも湿度が上がると感じやすくなります。

ちなみに雨が降っている間は、
ペトリコールが雨で流れてしまうため、においを感じません。

また、湿度が高いことでにおいが強くなるのは雨だけではありません。

湿度が高い夏のほうが、
冬よりもさまざまなにおいがしますよね。
反対に、エベレストのような8000メートル級の山の上では、
においはしないと言われています。

山頂に到達した登山家が、
渡された花束のにおいをかいでも全然におわなかったが、
ふもとに戻ってくるといい香りがした、という話があります。

エベレスト山頂付近では、
平均気温がマイナス20℃にもなるため、
湿度が低く常時乾燥しています。
空気中の水分量が少なく、においの分子がたまりにくいので、
においを感じにくくなるのです。

においで季節を感じられるのは、
湿度があるからこそなんですね。

冬に比べ、湿度が高くなるこの時期、
悩みの種になることも多いですが、
他の季節には感じることができないにおいを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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