加湿NEWS

音の振動と湿度の関係

2019年12月06日

音の振動と湿度の関係

のどや肌から乾燥を感じる季節になりましたね。
湿度の高い空気と湿度の低い空気とでは、音の伝わり方にも違いがあることをご存知ですか?

音は、空気を振動させることによって、音源から私たちの耳まで音を届けます。
そのため、宇宙や真空状態の場所では、空気が振動しないので音を伝えることができません。

では、湿度が高い空気と乾燥している空気では、音の伝わり方にどのような違いがあるのでしょうか。

空気の振動は、後ろにある物質が前にある物質を押し出すようにして、海の波のように進んでいきます。
湿度が高く空気中に水分が多いと、振動する物質が多いため、振動が伝わるスピードは速くなります。
反対に湿度が低い空気では、そのスピードは遅くなります。
乾燥している空気よりも、湿度が高い空気のほうが、音源から耳に届くまでの時間は短いのです。

また、聞こえ方にも差が出ます。
空気の振動は波のように進むので、広がりながら前に進んでいきます。
振動する物質が多いということは、それだけ音が拡散しながら進んでいくことになります。
そのため、多湿な環境では振動が拡散して音が鮮明に聞こえず、こもって聞こえると言われます。
よく、日本の著名なミュージシャンが、海外でレコーディングを行いますよね。
その理由は、ヨーロッパやアメリカの乾燥した地域のほうが、よりクリアな音になるからだとか。
他にも湿度が高いと、楽器や録音機材が湿気を含んでしまうため、
より美しい音を録音するために外国へ行くそうです。

ただし、楽器を保管する場合は、乾燥しすぎてはいけません。
「楽器の保管と湿度管理」の記事をチェックしてみてください。

乾燥している冬に耳を澄ましてみましょう。
いつもの音が、より鮮明に聞こえてくるかもしれませんよ。

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