加湿NEWS

オリンピックと湿度

2020年3月5日

オリンピックと湿度

今年はオリンピックイヤーですね。
東京で開催されるということもあり、開催地決定から日本中が盛り上がっています。
ところが高温多湿である真夏の日本で競技を行うため、歴代の開催地と比べ厳しい環境となることが心配されています。
運動をするときに、気温を気にする方が多いと思いますが、実は湿度の方が身体への変化が大きく現れると言われています。
湿度が高いと選手たちにどのような影響があるのでしょうか。

運動をして体温が上昇すると、私たちの体は汗を出して体温を下げようとします。
しかし湿度が高いと汗をかいても、汗が十分蒸発せず、体に熱がこもってしまい、体温上昇を早め心拍数も早く上がります。

また、発汗量にも影響が出ます。
運動量が多いとたくさん汗をかいている気がしますが、実は運動量と汗の量が必ずしも比例するわけではありません。
湿度の違う2つの部屋で同じ量の運動を行うと、湿度が高い部屋で運動をしている時の方が、発汗量が多かったというデータもあります。
多湿だと、体温が上昇しやすく汗もたくさん出るためです。

湿度が高い環境で運動をすると、心配されるのが熱中症です。
たとえ気温が高くなくても、湿度が高い日には熱中症で多くの方が病院に搬送されています。
真夏日だけでなく、初夏や梅雨明けの時期でも熱中症が多いのはそのためです。
対策としては、かいた汗と同量の水分と塩分を摂取することと、蒸発せずに肌に残っている汗を拭うことも効果的です。

また湿度が高いと、精神的ストレス状態にもなるため、良いコンディションで運動することができなくなります。
日本の湿度に慣れていない外国人選手にとっては、結果を出しにくい大会になるかもしれません。

東京オリンピックの場合、選手だけでなく観戦している人も注意が必要です。
野外の競技場はもちろん、実は室内でも熱中症になる可能性があります。
気温だけでなく、湿度にも気をつけて、東京オリンピックを楽しみましょう。

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