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雪の形は湿度が決め手

2022年2月28日

雪の形は湿度が決め手

雪が降ると、災害となり私たちの生活をおびやかすこともありますが、窓から眺めているときれいな雪景色にはうっとりしますよね。
気温が高いと雨に、低いと雪になりますが、雪にも色々な形があり、その違いには湿度が関係しています。

雪が降るメカニズムは、雨とほとんど同じ仕組みです。
湿った空気が上昇し、冷やされて雲ができます。 日本付近で降る雨の80%以上が雲の中では氷の粒になっていて、地上に降るまでに雨か雪になります。
その雲の中で出来た氷の粒が地上へ降ってくる時、気温が5℃以上であれば溶けて雨になり、0℃以下なら溶けずに雪のまま降ってきます。
そして、0~4℃の間の場合は、大気の水蒸気の量によって異なります。

湿度が高いと雪の結晶がたくさんできるため、結晶同士がくっついて大きな塊になって降ってきます。
反対に湿度が低いと昇華が激しく起こります。昇華が激しいと昇華熱によって大気に奪われる熱量も大きくなり、雪の結晶がさらに冷やされ、溶けずに地上へ落ちてきます。
さらさらの雪になるか、べたべたの雪になるかは、大気の湿度が影響していいます。
降雪の形状の呼び方はたくさんありますが、一般的によく見られる形を紹介します。

・灰雪
もっともよく降る形状です。灰のようにひらひらと舞いながら降ってくる雪で、厚みがあって日光に当たると灰色の影ができます。

・粉雪
パウダースノーとも呼ばれ、さらさらとしていてあまり積もりません。
気温が低く、乾燥している時に降ります。
北海道の内陸など海から離れたところで降りやすい雪です。

・玉雪
コロコロとした球形で、大きな塊になってぼたぼたと降ってきます。冬の初めと終わり頃の暖かい頃によく見られます。

・ぼたん雪
雪の結晶がくっついて、ぼたんの花のような塊、雪片になって降る雪。気温が高くて湿度が高めの時によく降り、溶けやすいのが特徴です。

・綿雪
ちぎった綿のようにふわふわしていて、大きな雪片になって降ります。ぼたん雪より小さめの雪片。暖かめで降水量が多い地域でよく見られます。

雪が降ってきたら、どんな形状で降っているのか、上空の様子を予想しながら楽しんで観察してみてください。


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